2009年3月6日金曜日

vogue hommes japan 2

2号が出るようです。
個人的にはHUGEに続き、コンビニにも並ぶファッション雑誌としては
異例の内容ですね。

レディスのファッション雑誌ももっともっと
面白いものが出てくればいいのに。
内容や方向性など個人の好みはあるとしても
時代の次の進化を生む、もしくは触発してくれる
そういう存在や物事、現象っていうのは
必要です。



個人的にもnicola氏のスタイリングの向かおうとしてるイメージは
とても好きなんですけどね。
彼のスタイリングを見てるとやっぱり「自由」
この一言に尽きるのかなって。
彼の個人的な趣味嗜好もストレートに反映されていて。

なんか細かいこととかいちいちルールとか
全然気になってなくて、
ただ単純にかっこいいもの、美しいもの、かわいいもの、
心を動かす何かというものを求めているような気がします。

これって、これこそがファッションですよねって。
心が動くこと、これはとても素敵なことですよ。


今回の内容としては
僕の"個人的"に気になったものは
ガスヴァンサント、dispatch bureauを取り上げた"記事"や、
新進デザイナーのNYCのTelferやLAのBrian Lichtenbergのインタビューなど。
特にこの2人のデザイナーは面白くて強烈。



最近はミクシィニュースやよくあるファッション雑誌も含めて、
「今春のみんなのバッグの中身は?」
「彼氏の行動一番許せないのは?」
みたいな題材があふれてますよね。

頭悪いよなぁ本当(笑)
そこにあるのは美しく強い精神性でもなければ
周りにエネルギーを与えてくれるものでもなく
本当の"かっこいい""素敵"とは何だろうと考えさせてくれるような感動でもなく
もはやファッション誌という名の

「周りの空気読むだけの一般人平均調査ゴシップ誌」

としか僕には思えません(笑)
別に全部を否定もしないし面白い内容を紹介してる雑誌も多々あるけれども、
でも最終的にそれを読んだ人の中に残るモノがあまりにもつまらないんじゃないのかな。





まあいいです。
とりあえず、そんなこんなで。
これからも安易に流されずに強いモラルと前進する意志を持った
雑誌その他の存在の登場が増えること、
その土壌が広がっていくことを望んでいます。


もてなしの料理と一緒です。
ちょっとした盛り付けでもおいしく感じたり素敵なものに見えたりするように、
ちょっとした工夫と気持ちがあれば、色々なものの他の素敵な側面が見えたりするものです。
ファッションもそんな存在でもあると思いますし。






はち

0 件のコメント:

コメントを投稿