2009年10月27日火曜日

THIS IS FASHION


JFWの最終日。
writtenafterwardsのショーを見に台東デザイナービレッジへ。



世界的にも影響力のある日本のファッションが、
なぜ文化になり得ないのか?

ヨーロッパでファッションを学んだ
3人の日本人デザイナーのそんな思いが、"THIS IS FASHION"
を発足させました。

2010 S/S コレクションの発表の他、
ファッションを愛する同じ志を持った才能ある各分野のクリエーターたちが
一同に会して、
ファッション本来の魅力と可能性を発信いたします。


以上、THIS IS FASHION プレスリリースより。


JFWのトリを飾った"writtenafterwards"。
JFWがこのショーで幕を閉じるなんて、かっこよすぎます。
純粋で感情的であって情熱的。
今回のJFWはエイベックスと協賛し、より商業的になった中でのこのトリ。
商業的とは真逆の本当の意味で生産性のあるショー。
下記のコンセプト、ランウェイの写真を見て何も感じない方はいないはず。
実際にその場にいた人なら尚更。
あの場にいた服飾学生は勿論、確実に見る側の心に"何か"が生産されたコレクションでした。
やっぱり他のブランドとはパワーが違うし、本気なのが伝わってくる。



「神々のファッションショー ~神さまからの贈り物~」







Photo by LONDON TOKYO STYLE


CONCEPT


クリエーションそのものの原点を表現したいと思いました。
創造の神をイメージして、ファッションの神を創造しました。
今、ファストファッションといわれるものが、ある意味一昔前のプレタポルテのような存在となってきたように感じます。いまやファッションは一部の特権階級や民族のものだけではなく、
さほどお金がなくともファッションが楽しめる時代になりました。そのような時代の中でファッションとデザイナーは2極化し、一方はファストファッション、一方はより個性のある限定もの、高価なもの、特殊なもの、継続性があるもの、そして創造性があるものになってくると思います。私達は、たくさんの方にファッションの創造性や思想を、心に届くショーやプレゼンテーションによって提案し、そして、みなさんに希少性のある、スペシャルなプロダクトを提供したいと思いました。


ABOUT FASHION SHOW


様々な神々が現代の様々な布を纏い、モデル1人につき、1ロールの布を大胆に身体に巻きつけ完成させました。
また生地が巻いてあったロール芯を杖に変形させ、ファッションの神様、ファブリックに神様を創造。
衣服制作において、ファストファッションよりも更にファストな服作りに
無謀にも挑戦しました。



以上、writtenafterwards プレスリリースより。

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